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【沢瀉・おもだか】

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【沢瀉・おもだか】


 オモダカは水田や沼地、沢などの自生する雑草です。三方向に鋭く伸びた葉が、矢尻のようにも見えるので、「武」を意識されて勝ち草とも云われました。武家の間では、その勝ち草にあやかって鎧(よろい)を沢瀉の葉のように三角形を描くように縅(おどし)を付けたものを沢瀉縅と呼んで好まれたようです。  建保・承久年間(1213~1221)に成立したという『大要抄』には、公家の藤原経家、藤原季経、藤原季能などが車文として沢瀉の文様を用いていたことが記されています。

 中国地方の覇者毛利氏(大江氏の一族)が抱き沢瀉を使用しています。その逸話として毛利元就が沢瀉にトンボが止まったのを見たのちに戦勝したことで家紋としたと伝えますが、実際はそれ以前より広く大江氏族で用いられていたようです。また豊臣秀吉は、天皇家より桐紋を下賜される以前には沢瀉紋を使用していたようです。他に大名家では水野氏が用いていました。一般的には名字に水に関わる文字を使う家に多く見られる家紋です。関東から中部、東海まで日本列島の中心付近に多く分布する家紋です。

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