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技の継承者


齋藤 安次郎

齋藤 安次郎

「彫銀」は江戸時代の名金工「武州伊藤派」の末裔です。

かつて武士(もののふ)の魂と言われた日本刀の鍔を作っていました。

その江戸鍔師の匠の技を継承していくのが、我々「彫銀」に課せられた使命なのです。

常に新しい分野に挑戦し、古いものをも新しく蘇らせるデザイナーと江戸時代の伝統工芸技能を継承する彫刻職人によって生み出される製品は不可能を可能にいたします。

経営母体(有限会社斎藤彫刻)は国内外のあらゆる有名ブランドの時計やジュエリー・アクセサリーの原型、金型を製作してます。

言わばプロが認める類稀なる技術力を駆使したオリジナルオーダー製品はまさに逸品といっても過言ではありません。

→「智慧の燈火」

彫銀 技の継承者

デザイナー 斎藤明司(日本家紋研究会会員)

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斎藤 明司

デザイナー 斎藤 明司
(日本家紋研究会会員)
時代を読む和風モダニズムデザイナー

彫銀はその発足以来、圧倒的なクオリティーを目標に置き、製品として具現化する上で伝統的なデザインをその主柱として発表して来た。

デザイナー斎藤明司はその感性について語る。

「わが国古来の紋様であるとか、 西洋も含めた装飾品のシルエットやサイズ等は、一見過去からの単なる普遍的な連続の様に思えますが、 決してそうではありません。

長い年月をかけて自然に淘汰されて来ながらも、 常にその時点での現代風俗にピタリとその照準が合わされています。

人々が好むモノはいつの時代でも常にその時にマッチしつつ、必ずその半歩先を行っていたはずです。

それは現在の世の中でも何ら変わる事はありません。」

今彼は得意とするモダン和風のデザインにおいても、 その言葉通りいたずらに伝統に縛られる事無く、 デザイン時におけるイメージと仕上がり時のイメ-ジの一致を自覚した瞬間を最も優先しつつ、現場との具体的な打ち合わせに入る。

■古来からある和風デザインに、現代の風を吹き込む
斬新なデザインでも、持ち前の彫刻知識で商品までイメージできるブレインは、右に出るものはいない。
デザイン中の様子

親方 斎藤和秀

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斎藤 和秀

親方 斎藤 和秀
息吹を吹き込むゴットハンド

すべての製品に「生命が吹き込まれる」ところ。

それが、この彫刻現場。現在の親方、斎藤和秀は語る。

「経験が全てであると言っても過言ではない。 確かな技術が必要な事は当然だが、オーダーの製品におけるお客様の細部にわたる様々なご要望に即可否をお伝えする役目も欠かせない」

あらゆる素材に対応すべく、今この時代に使え得る、種々の先端技術を駆使しつつも、気負う事無く静かに刃物を操る。

職人仕事とはいつの時代にも変わる事の無い一見淡々とした仕事の流れの中にその真髄が存在する。

それらすべての工程を習熟するためにはこれから長い時と経験を必要とする。常に「精進あるのみ」の職人達。

静かな現場を蓋う空気の中で親方代々の申し送りである叱咤の名言が目を覚ます事がある。

『仕事に惚れ込め!』

■量産が不可能な彫刻商品

一つ一つ、微細に彫刻面が違い、それに合わせて慎重に彫刻してゆく。
作業のようす
■オーダー品の彫刻をする場合は、失敗は許されない

慎重に彫刻を開始する。
彫刻をするまでのセッティングは、通常の倍の時間を費やす。
■先代から引き継がれた道具の数々

鏨(「タガネ」写真に並んでいる鉄の棒)の数は、昔に比べれば、かなり減ったという。昔は、写真の3倍はあったそう。

職人 石塚登一郎

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石塚 登一郎

職人 石塚 登一郎
1/100mm極める神眼

彫銀の製品に生命を吹き込むための切削工具。

回転するモノや前後に動かすモノ全てを総称して刃物と呼ぶ。

代々教え継がれて来た刃物作りは、古の名人達の知恵の宝庫と言える。

製品の良し悪しはひとえにこれらの工具の切れ味に掛かっている。

先代斎藤安次郎が現在も使うキサゲと呼ばれる特殊工具の研ぎ方に、その鋭い切れ味の道理が集約され、 この道60年の今でも毎日の手入れは怠り無くその仕事の速さはもはや生きる伝説となりつつある。

傍らで静かに控える石塚登一郎が、刃物を研ぎ始めると何とも不思議な空間を現出る。

当人いわく「芯が見える」らしい。

どうやら超高速で回転させるための工具の回転芯が、研ぎの最中にキズミと呼ばれる簡易ルーペを通して視認出来るとか。 (たしか、これは100倍レベルの顕微鏡の分野のはず)

この宇宙を感じさせるような持論は、彼が家族よりも長く刃物と付き合って来た長い経験を証拠づけている。

■カッターグラインダー

刃物を研ぎ澄ます、カッターグラインダー。
刃に当てる磨ぎ石は、ダイヤモンドホイールといい、ダイヤの粉を固めたものを使用。
カッターグラインダー
キサゲ■キサゲ

現在も使うキサゲと呼ばれる特殊工具の研ぎ方に、その鋭い切れ味の道理が集約される。
■キズミ

研ぎの最中に使用する、キズミと呼ばれる簡易ルーペ(100倍レベルの顕微鏡)。 このルーペを、石塚氏が覗くと「刃物の芯」が見えるという。
キズミ

職人 大竹実

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大竹 実

職人 大竹 実
息吹が吹き込まれた商品を、最高級の仕上がりへ導く

彫銀のすべての製品に魂と表情を与える重要な工程。

担当責任者、大竹実はこう考える。

「貴金属はそれぞれ持っている特性が違います。ただ輝けば良いのでは無くその特徴に合った顔に仕上げてやればおのずと品格のある表情を醸し出します。」

研磨のみならず、貴金属加工のあらゆる分野に確かな腕を発揮して見せる彼の寡黙な口から出る一言は、

その落ち着いた人格と相まって工場内でも全幅の信頼を寄せられている。

■極上の表情

彫刻完了後、すぐさま磨き工房へ移動される。
これから大竹氏により、極上の表情を磨きだされる。
極上の表情
神業の瞬間■神業の瞬間

繊細な和柄が施されている板を、リング状に仕上げる。
磨きだけでなく、施工を施された材料を使用するのは、とても神経を使う作業だ。 加工時に柄が消えないよう、また、均一に仕上げるよう、配慮がなされる。
神業の瞬間。
■確かな腕

板ものはシャープに・・・リングは滑らかに・・・と商品によって仕上げ方法は異なる。
特注品は、一つとして全く同じ仕上げはない。
ここでも大竹氏の貴金属加工のあらゆる分野に確かな腕が発揮される。
確かな腕

原宿店長 小林明(日本家紋研究会会員)

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小林 明

原宿店長 小林 明
(日本家紋研究会会員)
この砦を通過した商品が、「最高級」の称号を授かる

仕上げ工程を経た彫銀製品の最終関門。

担当の原宿店長、小林明は、その想いとその意味を語る。

「彫銀が自信を持ってお客様に、お渡し出来る製品には、すべて僕独自の感性で、ある一定のハードルを設定しています。

口で説明する事はとても難しいのですが、お客様のご注文時から全面的に関わる僕の感覚は、お客様に最も近い製品への思い入れを持っているはずです。 言い換えればお客様と同じ気持ちで、仕上がった製品を目にします。

ですから、僕の一存でここから現場に戻すモノも決して少なくはありません。 無論感性の上での不満が、多くなりますが、現場には可能な限り言う事を聞いてもらっています。

特にフルオーダーの製品となると、尚の事です。 彫銀にとっての検品とは、もう一段クオリティーの階段を上らせる事かも知れません。」

小林店長の目がやがて彫銀の目となる日も近い・・・。

■お客様のご要望を背負った検品に、妥協の文字はない

細かな傷、全体の仕上がり、放たれる雰囲気。全ての面においてチェックが入る。
妥協の文字なし
ケンネル製像レンズ ■ケンネル製像レンズ

検品で使用する器具。このルーペは10倍。微細な傷もはっきりと見えてしまう。ケンネル製像レンズの二枚構成改良型。
■「最高級」の称号を授かる

検品で小林の基準に満たないものは、すぐさま工場へ返品される。
このように微細な検品を通過したものが、やっとお客様の手元へと渡る。
「最高級」の称号を授かる

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