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【茗荷・みょうが】

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【茗荷・みょうが】


 茗荷紋は植物のミョウガを描いた家紋です。ショウガとともに大陸より持ち込まれた際に、香り高い植物だったことから「芽香(メガ)」とよび、それがミョウガとなったとされています。釈迦の弟子に自分の名前も忘れてしまう愚か者の求名菩薩(ぐみょうぼさつ)という者がいて、死後にその墳墓に生えたのが茗荷だったことから、現在でも「ミョウガを食べ過ぎるとバカになる」などとも言われます。でも求名菩薩は弥勒菩薩の前身だったのですから、本当は徳のある植物と思います。

 茗荷紋は仏教用語で神仏から加護を受けることを意味する「冥加(みょうが)」に掛けられて、戦場で命を懸ける武士に好まれたとも言われますが、武士には元々の家紋がありますから、少しこじつけっぽい気がします。

 また茗荷は、天台宗の守護神とも言われる摩多羅神(まだらじん)の象徴物として宗教的な家紋であるとも云われています。  茗荷紋の基本的な形は左右から2つ抱き合わせたように描く「抱き茗荷」です。1つだけで描かれることは滅多にありません。大名家では志摩国鳥羽藩稲垣氏、幕臣では堀氏、大沢氏、水谷氏など50家が用いています。岡山県を中心とした西日本に多い家紋です。

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