ヴァジュラ(金剛杵)は古代インドの神話に出てくる武器が「法具」に転じたと言われており、両端が五股のものを五鈷杵、三股のものを三鈷杵、一つの突起のものを独鈷杵と呼びます。 |
五鈷杵はあらゆる煩悩を打ち破る堅固不壊の心を表示するための法具として、護摩など密教の儀式において用いられます。 弘法大師や愛染明王、金剛夜叉明王が手に持っている姿もよく見ることが出来ます。 一説によると、五鈷杵の五鈷の一方は大日如来の「五智」をあらわし、その反対側は「五欲煩悩」をあらわしており、それらがつながっているのは五智によって五欲を打ち消す際に仏さまの力が授けられるためと言われております。 密教では、さまざまな儀式や修行に用いる武器や道具を、人間を法に導く器具すなわち「法具」と呼び、普段の生活で使用される「道具」とは厳密に区別されています。 彫銀では密教法具である「五鈷杵」をもっと身近なものとして感じていただけるよう、ペンダントとしてリアルに再現いたしました。 熟練職人が時間をかけて丁寧に作りこんだ五鈷杵のペンダントを身につけ、仏さまの力を感じてみてはいかがでしょうか? |
縁があって純金製の五鈷杵を制作させていただきました。 実際の法要ではお経を読みながら数珠と五鈷杵を擦り合わせ美しい音色を響かせるようにして使用します。 |
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商品スペック | ||||||||||
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