「坂本竜馬」について

【幕末の風雲児】


幕末を代表する土佐人の一人である。

北辰一刀流、桶町千葉道場で小天狗と称された若き日から、勝海舟に師事した幕府海軍での日々、 また亀山社中の発案から後の海援隊の結成、お竜夫人とのロマンスや、有名な「船中八策」の献言、 なおかつ薩長連合の立役者としての一面等など、その実績には枚挙の暇が無いほど。

無念にも閉じざるを得なかったその短い生涯を、力一杯生きて来た好漢は、 薩長、左幕といった垣根を超越した卓見とユニークな発想で同時代の人々をも魅了した。

幼い頃から広い海の向こうに広がる「世界」に目を向けていた竜馬。

その颯爽としたイメージは今なお、現代の若者の心をとらえて離さない。